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−この子に未来を−
オランウータンと熱帯雨林の会(MOF)は、絶滅の危機に立たされているオランウータンとその生息地を守るための現地での活動を、より一層推進、強化していくために設立されました。
一人でも多くの皆さんのご支援・ご協力をお願い申しあげます。
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《設立趣意書》
熱帯雨林の森、そこには多様な生き物がくらしています。ヒトの隣人−オランウータンも、そこにくらす生き物の象徴ともいえる住人です。
今この熱帯雨林が危なくなっています。1960〜1970年代樹木の過剰伐採が騒がれたこの森は、その後も引き続き石油、液化ガス、石炭等の地下資源開発、移民村、油ヤシ開発と、この20年間で森は急速に後退し続けています。同時にそこに暮らすオランウータンをはじめとする生き物たちもその生存が大きく脅かされています。
一方、「地球温暖化」、「砂漠化」、「二酸化炭素削減問題」、「異常気象」といった地球規模の環境問題は日々報道をにぎわせています。熱帯雨林の減退は日本への台風の襲来の要因をはじめとしてこれらの問題に大きくかかわっていることであります。
代表者は1983年以来、インドネシア、ボルネオ島で野生オランウータンの継続的研究に従事し、ここ20数年来、「オランウータンと熱帯雨林」をテーマに取り組んでおり、多年の経験を有しております。1993年からは「日本・インドネシア・オランウータン保護調査委員会」を両国の研究者らによって組織し、現地住民らと協力して森林の苦難な状況に対応すると共に、日本国内での啓発普及活動にも取り組んでまいりました。
今後より具体的に課題に取り組み、現今の苦難な状況を改善していくために法人化することを決意し、関係者の皆様とも協議した結果、ここにその設立を宣言するにいたりました。赤道直下の熱帯の森は、地球の大気・海流の循環の上からも原点であり、地球環境のかなめのひとつと言えます。
地下資源エネルギーは、日本の電力・都市ガスの重要な資源であることは言うまでもありません。資源輸入国である日本と、熱帯の森を抱えた資源産出国とが互いに手を携えていくことによって、より豊かな協力関係を構築し熱帯の森を共に維持していく新たな関係を築き上げることを念願して本会を設立しました。相手国の状況を深慮し、良好な関係を持続していくなかで自然とヒトとの関係を考えていくことはこれからの熱帯雨林という地球環境を維持していく上で重要なことであります。
本会は、上記の目的の遂行のための事業資金の確保を含め、広い意味での支援体制を確立し、その重要性を社会に広く糾合することで、よりいっそうの環境意識の啓発促進を意図するものであります。
2008年2月27日 設立代表者 鈴木 晃
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